こんにちは、香りマニアのみみはなこと、あかりです。
2020年6月から紅茶だけでなく、香水にもハマり出し、あらゆる香りマニアになってしまいました。
写真は大きな香水を並べました。
ジョーマローン店舗でコロンを購入するといつもサンプル2種類、ハンドクリームのおまけをつけてくださいます。
ジョーマローンは箱がまたかわいい!
開けるとおしゃれにボトルが並べられてます!
ジョーマローンは”コロン”にも関わらず、持続時間が長いように感じます。私はニュートラルスキンなので、ムエットに出した香りと肌に付けたときとほぼ同じ香りかたをします。感じ方の差異があるので、ご理解くだされば嬉しいです(2021年8月追記)
※2024/4/2 メメントコレクション4種追記
・ワイルドブルーべル
イングリッシュブルーベル、柿、ホワイトムスク
葉から滴り落ちる雨露のような明るいトップ立ち。ミドル以降は柿の香りが柔らかに続く。初めて嗅いだときは青いフローラルに感じたが、さまざまな植物や食材に触れるにつれて、この香水はみずみずしい柿の香りに感じる。柿の香りの表現がとても巧み。みずみずしいままにさらりと香り終える。
★★★★★
・オレンジブロッサム
クレメンタインフラワー、ホワイトライラック、オリスウッド
トップがオレンジの皮を絞ったときのフレッシュな柑橘香をも感じさせる生き生きとした香り立ち。なめらかにオレンジの花と華やかなライラックのような香りへとおさまる。インドールという香料が、より一層この香りの魅力を増しているように感じた。
★★★★★
・ライムバジル&マンダリン
マンダリン、バジル、アンバーウッド
オレンジ色の甘さとアロマティックなバジルの融合が唯一無二で素晴らしい。ラストのくせがなく良い香り。店舗で購入するときに箱を黒い紙で包んでくださるんですが、この香りが吹きかけられていることが多く、やみつきになる。好みが分かれそうだけれど、ニュートラルスキンの私は好き。
★★★★
・アールグレイキューカンバー
ベルガモット、キューカンバー、ビーズワックス
1秒にも満たないエステル系のトップの香りからフレーバーティーの王道「アールグレイ」の香りへ移るというか、終始アールグレイの香り。
アールグレイ(ベルガモットという柑橘果物)の香りと600種ある紅茶の香気成分の中で、主たるものをしっかり調香されていると感じる。紅茶系香水はさまざまあるけれども、「アールグレイ」系香水ならば躊躇なくこれを選びます。
★★★★★
・ネクタリンブロッサム&ハニー
カシス、アカシアハニー、ピーチ
はっきりとしたブラックカラント様のトップが黄桃系のピーチの香りへと移り変わる。リアルな桃の要素はあまり見つけられなかったが、美味しそうなネクタリンの表現が素晴らしい。
★★★
・ブラックベリー&ベイ
フレッシュスパイシーなトップ立ちでシトラス感もあり、フルーティーな香りに落ち着く。ブラックベリーのような拡散性のあるスッキリとした甘い香り。
★★★
・ミモザ&カルダモン
ふんわりと優しいフローラルなトップ立ちで、ぼんやりしたミモザの香りがカルダモンで引き締められていて素晴らしい。ベースは、かすかにパウダリーなので肌によく馴染みました。
★★★
・イングリッシュオーク&ヘーゼルナッツ
グリーンヘーゼルナッツ、シダーウッド、ローステッドオーク
ナッツというよりウッディ。トップが伐採したての楢の幹から立つ香り。徐々ににグリーンさも出てきて面白い。香りの縁にヘーゼルナッツが散りばめられているように感じる。素晴らしい
★★★★
・ウッドセージ&シーソルト
アンブレットシード、シーソルト、セージ
嗅げば嗅ぐほど爽やかに塩っぽくてくせになる。シンプルでクセがなく付けやすい。ワイルドブルーベルの次に繊細に感じる。こんなに繊細なのに、どれも喧嘩していないところが改めてジョーマローンロンドンの調香師さんの偉大さを感じる
★★★★★
・154
オレンジ、ラベンダー、ベチバー
ラベンダーのクセが強い。伝統的な香りに感じたが、ラベンダーやフゼアが苦手なので好みははっきり分かれそうな香りに感じた。
★
・フィグ&ロータス
フィグリーフ、ロータス、ベチバー
ベチバーはすごく弱く、いちじくの香りがくせになる、水水しい香り。甘さがしっかりとあるフィグ。いちじくの果実感を支える蓮(ロータス)といった印象。
夏に発売しても売れたんじゃないかな?★★★★
・バジル&ネロリ
グリーンで透明感のあるトップ立ち。シンプルでクセのないバジルの香りが続く。実物のネロリのような甘くなくてアロマティックな香りとの調和が性別も季節も選ばなさそう。夏にはもちろん合う。あえて秋冬にこれを纏ったら知性を感じる。
★★★★
・ホワイトジャスミン&ミント
カモミールで丸く整えられたミントのトップ立ち。ほか、スパイシーな香りは結構弱めで気がつかない人も多いと思った。ミドルにスズランがあり透明感のあるジャスミンがとても綺麗。ラストは紅茶の雰囲気もある
★★★★★
マリーゴールドのややスパイシーさも感じさせつつ、しっかりとジャスミンの軸がある。溶け合うジャスミンが魅惑的。ハチミツの色味もある。ジャスミンの香りは強めの主張ではなく、やや華やかな印象。持続時間も長め
★★★
・イングリッシュペアー&フリージア
ペアー、メロン、フリージア、ローズ、ムスク、パチョリ
水々しい洋梨とフリージアのトップが爽やかで拡散性が高い。薄紫色の印象。フルーティーで甘く、でも甘すぎず清楚感も兼ねそろえている。一番人気なのも頷ける受け入れやすさが見事。
★★★
・ポピー&バーリー
ブラックカラント、ポピー、大麦
くっきりとパウダリーなトップ立ち。時間が経つとポピーの甘さがじんわり馴染んでいく。ポピーとスミレ、麦畑が混じるドライパウダリーな甘さが印象的。
★★★
・スカーレットポピー
自分には甘さが強すぎた。フローラルな要素より甘さが強い
★
・ミッドナイトムスク&アンバー
ジュニパー、アンバー、ブラックムスク
トップからラストまでずっとキャンディ系の甘さが続くが、オークモスの存在も感じる。ジュニパーベリーの微かな刺激もある。甘さが勝るパウダリーアロマティック。
★★★★
・ホワイトモス&スノードロップ
プチグレン、スノードロップ、モス、トンカ
シトラスとモスが混ざった独特のトップ立ち。フローラルな軸があり、幻想的なオークモスがどことなくアーシーでアロマティック。パウダリーさも併せ持っている。
★★★★★
・オレンジビター
スイートオレンジ、ビターオレンジ、サンダルウッド
グリーンからオレンジ色の賑やかなトップ立ち。甘いオレンジカクテルのような美味しいグルマン香水。残り香もおいしい。グルマン苦手な私でもこれは購入。
★★★★
・ウード&ベルガモット
ベルガモット、シダーウッド、ウード
レモン寄りのベルガモットが弾けるように香り、徐々にウードの妖艶な香りへと移りゆく。こちらのウードは重たくなく、伽羅に近い様な栽培沈香かな?
★★
・サクラチェリーブロッサム
ベルガモット、マンダリン、ローズ、チェリーブロッサム、ミモザ、ムスクなど
シトラスがパッとトップから香り、ローズ系のフローラルに移る。はっきりとピンク色の甘さを感じ取れる。ムスキーにドライダウン。
★★★
・オスマンサスブロッサム
プチグレン、オスマンサスなど
トップはプチグレンのほろ苦さもある柑橘香。金木犀と思いきや「和」のキンモクセイとは感じ取れなかった。フルーティーフローラルでこれはこれでありだと思います。
★★
・ウォーターリリー
ネロリはほんのりで、水蓮のみずみずしさにジャスミンの華やかさが加わり、香りが広がる。アクアティック。ハスに似た独特のクセがある。
★★
・スターマグノリア
レモン、紫蘇、ジンジャー、マグノリア、ネロリ、アンバー、シダー
トップはレモンが際立ち、穏やかな木蓮の香りへと移る。「ウォーターリリー」と共通するアクアティックさとパウダリー感がある。JMの中では素朴な印象。これこそ和装にも似合いそう。
★★
・ダークアンバー&ジンジャー
ブラックカルダモン、ブラックオーキッド、キャラインセンス
トップからウードの香り立ち。カルダモンが印象的で、伽羅の奥深さをしっかり味わえる。賦香率も高め。底にアンバーとバルサミックさがあり、女性が着けてもかっこいい。
★★★★
・ハニーサックル&ダバナ
ダバナ、ハニーサックル、モス
はっきりと甘いダバナがトップから目立つ。すぐさま甘いローズが顔を出す。大胆でモダンな甘い香り。こじんまりと咲く日本のスイカズラとは対照的なハニーサックルもチラつく。
★
・サイプレス&グレープパイン
サイプレス、ラベンダー、シダーウッド、ベチバー、アンバー、グレープバイン、モス
一言で表すと男性の整髪料の香り。ラベンダーが強め。トップからガツンとメンズ香水にようあるフゼア調の香り。ややグリーン味もある。JMらしく、伝統を守りながら、かつ新鮮味も感じさせてくれる香調。フゼア好きさんには好まれると思います。
★
・ピオニー&ブラッシュスエード
アップル、ピオニー、スエード
軽やかなアップル系のトップ立ち。すぐにピオニーが主役のピンク色のフローラルの香りに移る。ポピーやチュベローズと異なり、主張が強くなく、このフローラルな香りが溶け込みやすい人やシチュエーションは多いように感じた。
★★★
・ラベンダー&コリアンダー
セージ、ラベンダー、コリアンダー
くっきりとセージが香ってから、アブソリュートタイプのような濃厚なラベンダーとスイートスパイシーなコリアンダーの香りが独特。かっこよくラベンダーを纏えそう。
★★★
・ナスタチウム&クローバー:
クローバーのグリーンなトップ立ち。弱い香りを放つナスタチウムの緻密で控えめなフローラルな香り。水水しくて極めてグリーンに近いフローラル。日本の香水市場にこのような香りが広まれば「香害」は減ると感じた。
★★★★★
・フランジパニ:
レモン、フランジパニ、サンダルウッド。
柔らかいフランジパニの香り。ラクトンみたいでどことなくクリーミーなフローラル。スッキリしている。
★★★★
・イエローハイビスカス:
ハイビスカス、ローズ、ホワイトムスク。
心地よい酸味のあるローズのトップ立ちで、甘すぎず、夏の風が通り抜けるような爽やかなフレッシュフローラル。
★★★★
・ヴェルヴェットローズ&ウード:
ダマスクローズ、アガーウッド、クローブ。
グッとくる甘いローズが大胆。クローブの引き締めもあり。ウードの気配はほんのり。
★★
・ローズ&マグノリア:
マグノリア、ローズ、パチュリ。
ほんのりスパイシーなトップ立ちで、すぐに穏やかなゼラニウムと優しいローズの香りへと移る。爽やかなローズとゼラニウムが楽しめる香り。
★★★
・グリーンアーモンド&レッドカラント:
グリーンアーモンド、レッドカラント、サンダルウッド。
グリーンなトップ立ちでアーモンドの存在が感じ取れる。レッドカラントが甘すぎずスッキリしている。アーモンドの香りが長く香る。
★★★
・ジンジャービスケット:
キャラメル、バニラ、ジンジャー。
ナツメグとシナモンのトップ立ち。キャラメルバニラの美味しそうな香り。とてもミルキー。バニラアイスにキャラメルと練乳をかけてココナッツビスケットを散らしたときの香りに似ている。
★★★★
・レッドローズ
ジョーマローンの「ローズ」の香り。洗練されていて、ユニセックスで使える普遍的に好まれやすい香り。
★★★
・シルクブロッサム:
アプリコット、ベルガモット、ホワイトペッパー、シルクツリーブロッサム、ローズ、ジャスミン、モス、ヘリオトロープ。
モダンなシプレというか上品なモスとフローラルの香り。似たような香りがありそうでない香り。
★★★★
・ビターマンダリン:
マンダリン、ベルガモット、プチグレン、オレンジ、アンバー、アイリス
フレッシュでほんのり嫌味のない甘さのあるマンダリン系とオレンジ系が混ざった香り。柑橘だけれども早く飛ばず、真夏でもしっかり香ってくれる
★★★★★
・ウィステリア&ラベンダー
パウダリーな藤の香りのおかげでラベンダーが嗅ぎやすくなっている。優しくて品のあるフローラルな甘さはこちらの香りでは纏いやすい
★★★
・ジンジャービア
トップにシャープな柑橘のシトロンと力強いジンジャーが香る。ミドル以降はバルサミックなアミリスと強すぎないウッドの香りが出てくる。古典的というよりモダンな香調に感じた。重すぎないので春でも着けやすいスパイス系香水
★★★
・パッシフローラ
強めのアンバーとバニラが溶け合ったトップで、徐々にジョーマローン独自のハニーサックルが顔を出す。日本で見かけるハニーサックルとは全く異なった香りで、大胆な甘さが特徴的。ほんのりとミルキーな要素もある。
四つの中で一番甘いけど一番繊細で香りが飛びやすい。ハニーサックル&ダバナが好きな人は好きかもしれない
★★★
・ムスクメメント
ラベンダーとパチョリの石鹸のような香り。アルデヒドがパリッときいた脂っぽいムスキーな香りがかなりしっかりと続く。よく見かけるほのかで柔らかく香る石鹸系香水とは異なり、はっきりとくっきり強く香る石鹸系香水。ラベンダーやパチョリやアイリス、アンバーのバランスが絶妙で見事
★★★
・エメラルドタイム
とてもシャープなレモン様のトップ立ち。扱いの難しいユーカリをしなやかに取り込んでいて、まさしく現代版のオーデコロンに感じた。ローズマリーやゼラニウムが古典的なオーデコロンと異なり、素材が浮き立つことなく綺麗にまとまっている。モスがあるとクラシカルな男性を彷彿させる香りになって嫌煙しがちだがこちらはそれがそこまでない。
★★★
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