香水ときどき紅茶ブログ

10年以上の紅茶マニアが香水にもハマりました。マニアックな記事が多いです

ロクシタンの香水10種の紹介レビュー

こんにちは。

今回は言わずと知れたコスパも品質も優秀なロクシタンの香水を紹介します。

 

 

一度廃盤になり、2023年に数量限定で再販したけれども瞬時に完売した人気の香り。

甘さを抑えた静かめの柑橘のトップ立ちにTPOも性別も選ばない心地よい緑茶の香りが軸となっている香水。お茶系香水は多く市場にあるけれども、良い意味でのスタンダードな緑茶の香りで飽きが来ないのも魅力の1つ。

 

 

他の西洋ブランドが出す桜系香水と同様、チェリーが入っているけれども不自然な甘さはなく、軽やかに纏うことができる。フリージアやスズランが使われており、透明感がある香りに仕上がっているので日本人でも好む方は多いと感じた。

 

 

キンモクセイの花に馴染みのあるため、こちらの香水はキンモクセイとは程遠いように感じる。トップにある洋梨のくせとアプリコットの甘さとビターオレンジの酸味はオスマンサスの香りの一部としてはあまり歓迎はできないといったところが本音。

しかし、西洋がイメージする華やかで大胆なキンモクセイとして楽しむならこれはこれでありだと思う。

 

 

  • エルバブランシュ

ホワイトクローバーとホーリーグラスが中心の綺麗なハーブ系の香り。摘みたての草原の草と瑞々しい野花の香りはありそうで、なかなか無いように感じる。

 

 

  • エルバガーデン

ホーリーグラスとエニシダジャスミンが溶け合った香り。上記のエルバブランシュと同じシリーズ。なかなか馴染みが薄いと思われるブルーム(エニシダ)の香りはシトラス調とグリーンフローラルが合わさった繊細な香りで、草原の草ととても合っていて、ブランシュ同様、唯一無二系の野原系香水だと感じる。

 

 

  • ヴァーベナ

香りの内訳はレモン、オレンジ、プチグレン、ヴァーべナ、ローズ、ゼラニウムだけれども、一言で表すと柑橘とヴァーベナの爽やかな香り。ロングセラーなのが頷ける逸品。ビュリーのヴェルヴェーヌ・デザント・エ・バジリック・ドゥリュやオブビアスのヴェルヴェーヌなどとヴァーベナが主役の香水がいくつかあるが、これを持っていれば良いかなとも感じてしまう。

 

 

  • ローズ

ラズベリー、ライチ、ピンクペッパー、2種類のローズ、バイオレットリーフ、パチョリ、ホワイトムスクで構成されるモダンだけれどもかわいらしい要素のあるローズ。トップにラズベリーとライチがあるので、きちんと甘さを味わいたい方向け。ローズ自体の香りと全体的な瑞々しさの持続性が高いのが特徴。

 

 

トップの2,3秒だけネロリ調でフレッシュだけれどもすぐに甘さが強く出る。ロクシタン特有の瑞々しさの雰囲気はあるが一番化粧品感が強い。とても華やかなフローラルとパウダリー感があるので、好みは分かれるけれど、これが好きな方はすごく気に入るのも納得。

 

 

  • ラベンダー

ベルガモットとグレープフルーツの清々しいトップにユニセックスなラベンダーが綺麗に香る。季節も問わない。安定感のあるラベンダー香水で、あるようで意外と少ない気がする。ラベンダーが使われている大方の香水はメンズなのと、メンズでなくてもラベンダーの独特のクセで好みが分かれがちだが、こちらの香水は心地よくラベンダーを纏える。

 

 

 

  • セドラ

ベルガモット、セドラ、ナツメグ、ジンジャー、シダー、カシミアウッドの香りで構成されていて、シャープでビターな柑橘を楽しめる香水。上記のヴァーベナも柑橘系の香水だが、セドラの方がよりシャープ。夏の暑いときに吹きかければ多少暑さを凌げる香り。

 

 

以上、ロクシタンの香水の紹介でした。

 

本日はこのあたりで

 

 

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