香水ときどき紅茶ブログ

10年以上の紅茶マニアが香水にもハマりました。マニアックな記事が多いです

Roaliv-ロアリブ-の香水9種のレビュー

こんにちは、みみはなです。

 

日本発スキンケア&コスメブランド「Roaliv(ロアリブ)」※旧Honey Roa(ハニーロア)が展開する香水をレビューしていきます。

Roalivの香水

※2024/2/22追記

 

 

スリムで四角いボトルのハニーロアの香水を見かけた方は多いと思います。2023年11月にブランド名とボトルデザインをリニューアルし、新たに8種香りが登場しました。

 

20mlで3960円とお手頃なのにもかかわらず良質な香りを展開しています。

 

  • Something

他ブランドにないローズの香り。ホワイトや淡いピンクのローズ系で上品に纏められている。昔からある日本の化粧品や古風な印象ではないので、クラシカルなローズが苦手な人でも受け入れやすいと思う。

 

  • Naginohi

ほんのりと心地よい海の香りにフローラルアンバーが見え隠れする。ラストはハーバルフローラル。

 

おしゃれなシトラス。レモン、オレンジというシトラスにアップルやキンモクセイが加わり、シンプルなシトラスに躍動感がプラスされた香り。

 

 

本物のはちみつに近い香り。終始蜂蜜で美味しそう。ズーロジストのBeeがオーバーに美味しく表現された蜂蜜で(いい意味で)、フエギアのムスカラアピスが純粋な蜂蜜で、これはこれで良いと思う。

 

 

  • Shandy gaff

トップは甘さのないジンジャー。ありそうでなかなかない香り。ラストにかけて徐々に甘くなる。

 

 

ミルキーさのあるフローラルの香り。スキンフレグランスの側面もある。ミルク感を求めるなら、フエギアのキロンボかズーロジストのカウがおすすめ。

 

 

  • Ninetieth

説明ではウッディらしいが、雨系の香りのペトリコールやゲオスミンの香りがする。温かみのある雨。

 

  • Ephemeral

嫌味のない甘みのあるバニラとフローラルの香り。説明にある「快楽」という印象よりも「優しさ」、「ぬくもり」というほうがしっくりくる。

 

 

期間限定の赤ワインの香りとのことで嗅いでみました。トップからラストにかけて甘いベリー系の香りが続きます。酸味が強いクランベリーはわずかで、甘さの強いカシスがトップで目立ちます。ラズベリーがラストノートにあることから終始甘いです。

 

日頃、フエギアのルナロハ(赤ワインの香り)やリキッドイマジネールのドンローザ(シャンパンの香り)に慣れ親しんでいるためか、こちらのピノノワールからはお酒感は感じ取れませんでした。ミドル以降に深みとワインの香りがもっとしっかりと存在感があれば購入していたと思います。

 

 

 

今回は日本発ブランドを取り上げました。

全体的に人を選ばず季節もそこまで問うわけでもなく、日本人好みな印象を受けました。その理由として、ラストにかけて甘くなるものが多かったり、ベースのムスクが日本で売れている香水にも共通するムスクが使われている点です。

 

香水は高くないと良くないというわけではなく、以外と身近に良いものがあることもあります。ファッションブランドによくある高価格帯の香水は広告費やブランドの名前で高く付くものが多いです。他、母体の化粧品会社の営利のための値上げが昨今多いように感じます。

 

 

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