香水ときどき紅茶ブログ

10年以上の紅茶マニアが香水にもハマりました。マニアックな記事が多いです

単なる独り言

暑い夏には冬は良かったと言い

寒い冬には夏は良かったと言う

腹が空けば飯を食べたいと求め

たらふく食べればもういらないと拒む

夜更かしをして目覚めるのはお昼過ぎ

怠さと無気力が翌日という時間を奪う

寿命は伸びたが自殺者は減らず

薬は増えたが病気は減らない

お金がないと嘆く人の部屋には

不必要な物で溢れかえり

ものがなくなると不安に苛まれる

たくさん物を買っても

心が満たされるときは一瞬

お金を増やそうと時間を投資しても

増えたお金を使う時間はない

欲が強くなるが、視野は狭くなる一方

人間関係は広くなるが、コミュニケーションは上部ばかり

文字だけで人物を断定して

人を深く知ろうとしない

片手で無限に情報を手に入れられるが

考えて答えを導き出すことをしない

言葉を習得しているはずなのに

自分の言葉を使えない

どうして満足をしないのだろう

どうして幸せを求めるのだろう

どうして周りばかり見渡して

自分の心を無視するのだろう

どうして当たり前のことに気づかないのだろう

手脚は動いてくれる

見たり聞いたり感じ取ってくれる

お腹が空いてくれる

眠くなってくれる

それでもなお「もっと」何かを望むのか

満ち足りないのか

ない物ねだりで他人と比較ばかり

いくらお金があっても不満ばかり

愛する人がいてくれているのに文句ばかり

今この時は永遠ではなく

過去が積み重なるだけ

大切な人々はいつまでも

側にはいてくれない

当たり前の日常さえも

誰かが作り続けている

誰かが当たり前に仕事をしている

言葉にしなきゃ伝わらない

ありがとう、その言葉

おいしい、その言葉を

嬉しい、その言葉

何も失うものはない

けれど誰かの心が温かくなる

そんな日々を生きられることが

この上ない幸せなのかもしれない

生きてれば可能性はあるのだから

たとえ働いていなくとも

生産していなくとも

地球にエネルギーを宿す

それが生き物なのかもしれない

暗闇に明かりを灯す

それが人間なのかもしれない