香水ときどき紅茶ブログ

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フエギアのグリーン系香水をまとめてみた

こんにちは。久しぶりの更新になります。

今回は香水好きの私が特に好きな「グリーン系香水」に特化して、比較まとめをしていきます。

 

世界中の香水の中でも散見される「グリーン香水」とは所謂、森林や緑を彷彿させると解釈して良いかと思います。

有名なものだとシャネルの19番、オフィシーヌユニヴェルセルビュリーのリケンデコスなどがあります。

 

数ある中でもボトル購入に至ったフエギアの後述の4種を取り上げます。

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・Chamber (チェンバー)

・Pampa seca  (パンパセカ)

・Pampa Humeda (パンパウメダ)

・Asagiri (アサギリ)

 

これらの4種は同じグリーン系統の香りですが、ストーリー性や香りの展開、構成が大きく異なりとても興味深い緑色の香りです。

フエギア1833というブランドの中には、他にもグリーンと言えるものもありますが、ラストで甘くなったり、グリーンよりもはるかに他の要素が圧倒的に強いものは除きました。では参ります。

 

Chamber

みずみずしい湖の中のグリーンな香り。神秘的な緑色の香りを支える力強いムスクの香りも特徴的。4種の中では最もムスクの香りが際立ち、とっつきやすい印象。

水分を多く含んだ草系のトップ立ちで徐々に濡れた実物の葉をちぎったような香りへと展開する。フレッシュでシャープで知的にも感じとれました。

 

Pampa seca

フレッシュなグリーンだが、乾いた広い草原を彷彿とさせる。やや黄色味がかった緑色の香り。やがてほんのりアニマリックさがミドル以降に出てくるので好みは分かれそう。ほんの微かに甘めのグリーン味があり、チェンバーより柔らかい色彩に感じました。

 

Pampa humeda

艶やかな濃い緑色のトップ立ち。抽象的なグリーンとは異なり、プチグレン、ガルバナム、オレガノがクリアに溶け合いながら香る。エディションによる香りの違いがわかりやすくもある。

素材それぞれの抽出が綺麗で、市場に出回っている多くのプチグレンやガルバナム香料よりずっと細やかな香り。立体的でおもしろいグリーン。

 

Asagiri

針葉樹独特の油分が多めな酸味のあるグリーンな香り。4種の中なら最も秋冬に合うと感じました。寒くて乾燥した環境下で嗅ぐと幻想的に感じました。

 

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