香水ときどき紅茶ブログ

10年以上の紅茶マニアが香水にもハマりました。マニアックな記事が多いです

紅茶に関わる仕事の種類

こんにちは、みみはなです。

今日は紅茶に関する仕事について考えてみました。

紅茶やお茶は農業から小売、サービス業まで幅広く活用されています。

 

一般的な外国の「紅茶」を仕事にしたい場合のケースはいくつかありますが、必須となるのは語学力です。

 

①主力な日東紅茶を扱う三井農林さんに就職する

輸入、営業から開発、催事開催など、総合的な事務職よりも多岐に渡る業務内容に感じます。中途は厳しいため、偏差値の高めの大学を卒業することも必須かと思われます。

 

②その他、紅茶輸入卸をしている会社に就職する

トワイニング片岡物産さん、リプトンのユニリーバさん、アーマッドティーなどの富永貿易さんなどが挙げられます。

最低条件として大学新卒かと予測できます。現地に赴くバイヤーさんに配属されるかは各会社の適性によるものかと思われます。紅茶輸入に直接関する業務なら最低限、ビジネスレベルの英語は必要ではないでしょうか。

 

 

③紅茶ブランドを起ちあげて自ら経営する

現地での茶葉の買い付けから経理マーケティング、パッケージデザイン、販売方法などを全て一人で行うのか、人を雇うのであれば、毎月固定支出の人件費(約20万)を考慮する必要があります。紅茶は農産物なので、価格が変動します。農園やロット、単価によってもバラツキがあるので、外国語での交渉力とコミュニケーション能力も必要です。輸入に必須な通関はアウトソーシングするのか、これも自ら行うのか。関税率が3キロ未満、以上によっても変動します。原産地証明書があればネパールなどの無税の国があります。

原価から、諸経費を計算し、利益確保できる価格で販売するために効率的な販売方法を考えなければいけません。

 

④紅茶教室を運営する

自治体によっては保健所の検査が必要になります。例えば、自宅で紅茶教室を運営する場合、水周りの確保の必要性が出てきます。喫茶よりも稼働率が低いため、紅茶教室は趣味の延長や主婦の方の副業おこずかい稼ぎで運営されているところがいくつか見受けられます。

 

紅茶専門店カフェを経営する

減価償却費、光熱費、人件費諸々考慮しながら経営する必要があります。調理師資格がなくても、食品衛生責任者の講習を受けたことのある人物一名がいればお店は開けます。経営を維持するためには、立地の良さ、他店との差別化、付加的価値(人柄やサービス)があると好ましく感じます。

 

日本の紅茶を仕事にしたい場合は、

 

①お茶農家になる

農業は体力気力的に厳しいので、根気が必要です。土地を借りるのか、買い上げるのか、開墾するのか、どのアプローチでも大きな元手が必要になります。

ここ10数年ではネットの発達により、多くのお茶農家さんが通販サイトで直接小売まで行っています。その場合ウェブデザインやホームページ管理、セキュリティ等IT系を外注するかの判断も必須となります。

 

②外国に日本茶を輸出する

伊藤園さんなどの大きな会社に就職するか、起業するかになりますが、ここでも必要なのは語学力です。

 

③国外に日本茶専門店をオープンさせる

日本で紅茶専門店をオープンさせる案の逆パターンです。取りづらい欧州での就労ビザが、現地人を雇う場合ならば発行されるケースが多いようです。例えば、寿司職人やラーメン店店主などがあります。特化した国や地域で日本茶でビジネスをしたい場合、資金と知識をふんだんに使うことになるでしょう。

 

紅茶やお茶を仕事にする場合、前述の案が思いつきました。もっとさまざまなアイデアがあると思うので、コメント欄やツイッターでご教示いただければ幸いです。